カウンセラー紹介

おぎそ まちこ

得意分野

社会福祉全般、メンタルヘルス、年金制度、障害者の犯罪、発達心理学、後見人業務

保有資格

精神保健福祉士(登録番号第30585号)、公認心理師(登録番号第37012号)、社会福祉士(登録番号第100041号)、保育士、幼稚園2種免許

略歴

福祉系短大卒業後、公立保育園、幼稚園で計11年勤務。
退職後、東北福祉大学社会福祉学部3年編入。精神保健福祉士、社会福祉士取得。
精神保健福祉士の実習が縁で、現在も勤務する社会福祉法人に就職。
在職中、東北福祉大学大学院社会福祉学修士課程で学ぶ(社会福祉学修士)。
2020年後見人業務受託、2021年公認心理師取得。
現在は法人代表を勤めながら、Amiの活動に参加する。

メッセージ

 日々の生活の中である日突然、災難や事故、事件など予期せぬ出来事に巻き込まれることがあります。その出来事がきっかけで、貴方自身や大切な家族、友人のココロが辛いと感じることもあるかもしれません。怪我や病気など身体の傷は日が経つにつれ回復をしていきますが、ココロの傷は人ぞれぞれの回復過程があると思います。

 私は元保育士として、今は公認心理師や精神保健福祉士として、日々メンタルヘルスに悩みを持つ方々と向き合い、支援を続けています。どんな些細なことでも構いません、日々の悩みやトラウマに感じていることをお話してみませんか?守秘義務が守られた、オンラインカウンセリングという安心した空間の中で、メンタルケアの専門家と話をしていくことで、ココロが少しずつ軽くなればうれしいです。

小山 拓哉

得意分野

ストレスを緩和する考え方の獲得や、生産的な問題解決手法や行動を続けるための習慣作りのお手伝い。良好な対人関係を築くためのコミュニケーション手法のコーチング。その他、落ち込んだ気分や不安、ストレス食いの解消。

保有資格

公認心理師(登録番号第665号)、臨床心理士(登録番号第26514号)、精神保健福祉士(登録番号第45329号)、産業カウンセラー、FP2級、医療経営士3級、健康経営アドバイザー。

略歴

4年制大学で哲学を学んだ後、臨床心理士になるべく再び大学の門を開き、大学院へも進学。大学・大学院ではコミュニティ心理学とアドラー心理学を中心に学ぶ。修了後はコミュニティ心理学とアドラー心理学で重視されている「対人関係論」(人と人とのつながり)や「予防」の考えを取り入れた臨床活動を電話相談員、EAPコンサルタント、デイケアスタッフ、メンタルクリニックのカウンセラー等の立場から実践。FP2級、医療経営士3級、健康経営アドバイザーをも取得し、経済的・経営的側面から人のココロの理解にも努めている。

メッセージ

 トラウマに関して様々な研究を通じてわかっていることがあります。それは、トラウマ体験をしたのちにPTSDなどの深刻な心の病を発症するかどうかは、「その人がソーシャルサポートを持っているかどうかによる」ということです。ソーシャルサポートとは、親身になって救いの手を差し伸べてくれる身近な存在のことです。

 私は、認知行動理論や対人関係理論を用いた心理療法を実施しています。この二つの理論の特徴は、その方の身近な人との交流までを対象にしている点です。トラウマを抱える方たちにとって特に有効となる方法論となっています。

 犯罪被害は、どんな人にとってもトラウマとなり得るものですので、様々なメンタルヘルス不調が生じるかもしれません。それは全く異常なことでも、ましてあなたが弱い人間である証拠でもありません。しかし、身体の傷を放っておくと化膿することがあるのと同じく、その不調を「自分の弱さだ」などと考えて人に頼ることをしないでいると悪化していくリスクとなります。メンタルヘルス不調は「今こそ人に頼るべき時」を教えてくれているのだと思います。どうしたら問題を解決していけるか、一緒に考えさせてください。

鈴木 健一

得意分野

自分に強いているあるべき姿によって、日頃がんばりながらもそれによって苦しんでいることにアプローチすること。
不安や緊張などを軽減させるリラクセーション。
いまこの瞬間の自分に気づくためのマインドフルネス。

保有資格

臨床心理士(登録番号第27220号)、公認心理師(登録番号第10899号)

略歴

中国留学後、システムエンジニアとして社会人経験を経たのち、ひきこもりの方への電話相談やメール相談などの経験をしながら、臨床心理士となりました。精神科病院でのデイケアでの治療に約7年間携わりました。その後、公認心理師を取得し、心療内科クリニックで主にカウンセリングを担当しています。最近はブリーフセラピーという短期療法を学んだり、マインドフルネス国際資格取得のためのトレーニングを受けています。

メッセージ

 トラウマという言葉はとても日常的です。その一方で、心のケガであるトラウマの“ケア”は、いろいろな難しさがあります。

 「自分自身がケアを受けるような状態なんだろうか」

 「ケアはどこで受けられるんだろう」

 このような疑問を感じたことがある人もいるでしょう。それは無理もありません。本当の意味でのトラウマへの理解は、近年ようやく広まってきているからです。

 トラウマの影響は小さくありません。自分でもどのように理解したらいいかわからないような辛さや、周囲に理解されにくい苦しみもあります。このようにトラウマを負った方が回復に向けた一歩を支える考え方として、トラウマインフォームドケアがあります。

 そのような考え方と合わせて、私はマインドフルネスの実践を続けています。これは、自分に対する批判やネガティブな評価を緩め、やさしさを持って、ありのままの自分を大切にする意図を持ち続けるものです。時に、私たちは傷ついた自分を癒すことなく厳しさをもって苦境を乗り越えようとします。それも一つの大切な方法です。ただ、できることであれば、安心や安全を感じられる誰かと、心のケガのケアを一緒に考えることができる――そういう方法があることを知ってください。そして、その誰かの一人として、ここに私たちがいるということも知ってください。性別や年齢、社会的な背景に関わらず、ほんの少しの勇気をもって一度ご相談いただけることをお待ちしています。

鶴田 信子

得意分野

事故・事件の被害者支援、災害支援、自死遺族支援、ハラスメント、トラウマ・グリーフ(悲嘆)ケア、PTSD・遷延性(複雑性)悲嘆の認知行動療法

保有資格

臨床心理士(登録番号第13984号)、公認心理師(登録番号第12456号)

修士、ペンシルバニア大学不安障害治療研究所認定Prolonged Exposure Therapy(PE)セラピスト・コンサルタント

略歴

大学院では主に精神分析や応用行動分析を学び、自閉症児の早期集中療育プログラムに携わりました。修了後は、大学病院の精神神経科と神経内科(ものわすれ外来)で心理検査業務、公立中学校でのスクールカウンセラー業務、看護学校や大学での非常勤講師、日本における犯罪被害等による重傷PTSDの治療法研究を経て、現在は犯罪被害者を支援する民間団体において被害者やご遺族の心理ケアやPTSD・遷延性(複雑性)悲嘆の専門的心理療法を行っています。他には精神科クリニックでのカウンセリング業務、民間企業の企業内カウンセラーとして従業員のメンタルヘルス支援を担当しています。

メッセージ

 私はトラウマを専門とする心理士として、メンタルクリニックで過去の虐待やDV、ハラスメントの心理相談に関わり、民間の被害者支援団体で犯罪被害者やそのご家族、ご遺族の支援に携わり、トラウマやグリーフケア、PTSDに焦点化した専門的治療プログラム(持続エクスポージャー/PE療法)を提供してまいりました。

 私たちは世界の安全や他者への信頼を前提に生活しています。被害の種類や内容、相手との関係性を問わず、突然起きた被害によってショックを受けるのは当たり前のことです。それまで当たり前だった安全や安心感が損なわれて、気持ちが不安定になったり、学業や仕事に支障が出たり、日常生活そのものが送りづらくなることがあります。自分のせいだから仕方がない、これくらいたいしたことがない、と考えることも少なくありません。難しい親密な関係にある人からの継続的な暴力やハラスメントは抜け出すことが難しく、もはや本来の自分を思い出すことすら難しいことがあるかもしれません。

 勇気をもって相談したところから精神的な回復はスタートします。カウンセリングでは気持ちや考えを整理しながら、心理的反応への対処法について話し合い、あなたが本来もっている回復力・復元力に働きかけます。法的支援による権利回復に加えて、精神的回復のサポーターとして安全や安心を取り戻すお手伝いをします。

中村 洸太

得意分野

日頃の活動領域やこれまでの経験
学校領域(小学校〜高校のスクールカウンセラーや大学の相談室)
企業や働く人のメンタルヘルス支援(個人カウンセリング、職場の対人関係問題、ハラスメント相談、休職・復職支援、管理職へのコンサルテーション、クライシス支援など)
L/G/B/T/Qなど性的マイノリティのメンタルヘルス支援
認知症当事者やそのご家族への支援(検査経験あり)
その他、夫婦やカップル等のパートナー関係のご相談としてEFT(Emotion Focused Therapy)の提供や、より良い自己実現のためのコーチングなど実践

保有資格

公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士、産業カウンセラー、英語教員免許公認心理師(登録番号第3853号)、臨床心理士(登録番号25712号)、精神保健福祉士(登録番号第67695号)、産業カウンセラー(登録番号第S1701115号)、英語教員免許
博士(ヒューマン・ケア科学)

略歴

大学院修了後、心療内科・精神科クリニックでのカウンセリング業務や、大学病院で高次脳機能検査(主に認知症)などの業務経験を経て、現在は学校におけるスクールカウンセラー業務や、外部EAP機関において企業や従業員に向けたメンタルヘルス支援、国立大学の相談室などで臨床を行う。また、複数の大学・大学院にて兼任講師として講義を行う。
その他、L/G/B/T/Qなど性的マイノリティのメンタルヘルス支援や、オンラインカウンセリングの実践などを行う。

メッセージ

 私は米国のPeter Levine博士が開発した、身体と神経系の統合をベースにした、安全で自然なトラウマ療法であるSE™(Somatic Experiencing®)のトレーニングを受けています。

 性被害やDVに関しては、トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされる方も少なくありません。

 「こんなことは大した事ではない」「自分が悪いんだ」という社会的なしがらみや、いつからか植え込まれた観念などにとらわれて、自分自身の本当の気持ちや感情を見失ってしまうこともあります。

 こんなことで悩んだりしている自分が弱いんだなどと思う必要はありません。

 今この場所の安全を共に確認していきましょう。

 また、性犯罪やDV等に関しては、男性被害者の声のあげずらさも少なくありません。

 男性被害やLGBTQの方の被害などについても遠慮なくご相談ください。

中山かおり

得意分野

自分自身を掘り下げて知っていくようなカウンセリング
離婚など夫婦関係や家族関係のお悩み等「関係性」に着目したカウンセリング
心の扱いだけでなく現実的な問題の解決を目指すカウンセリング

保有資格

臨床心理士(登録番号第31503号)、公認心理師(登録番号第17869号)、獣医師(登録番号第36625号)

略歴

獣医師免許取得後、動物愛護センターや食肉衛生検査センター等の獣医業に従事する。その後、「動物から人へ」関心を広げ、臨床心理士資格を取得。精神科・心療内科クリニックでの勤務、母子父子自立支援員として市役所勤務を経て、私設相談機関でカウンセリングをする傍ら、個人事業でカウンセリングルームを開業するに至る。個人事業開業と同時期にAmiにも所属する。

メッセージ

 何かの被害に遭った時に、ショックを受けて心が傷を負ってしまう。それはとても当たり前のことです。心が不安定になったり、不意にその時のことを思い出して苦しくなったり、場合によっては心の傷が元で身体的な症状が出たり。そのように、出来事の後には様々な反応があり、それも、私たちに備わった機能として当たり前のものなのです。

 身体が傷ついた時、傷を消毒したり包帯を巻いたり、時には手術を受けたりするように、心の傷も、ケアし癒していくことがとても大切です。

 しかし、出来事の後、現実的な問題の対処も様々あって心のケアに目が向かなったり、出来事について周囲の人に打ち明けづらかったりなどして、心をケアしていくことが実際には難しい、ということも多くあります。

 どんな出来事があった方でも、人として、健康で安全に生きていく権利は絶対的に保障されるものです。そして、健康で安全な生活を送るためには、心が健やかであることが必須です。

 私たちのカウンセリングでは、出来事の反応として傷を負った心を、心理学に基づいた様々な専門的な手法を用いてケアし、癒し、本来そうであったはずの健やかな心へと回復していくサポートを行います。どんなことでもまず一度、ご相談していただけることをお待ちしております。

岡本 かおり

得意分野

性暴力被害者の初期・中長期支援、事故・事件の被害者支援、PTSDの認知行動療法、学校を対象にした緊急支援(事故・事件・災害等の初期・中長期支援)、学校や家族における心理的支援

保有資格

臨床心理士(登録番号第6285号)、公認心理師(登録番号第2687号)
博士(心理学)文教大学
ペンシルバニア大学不安障害治療研究所認定 Prolonged Exposure Therapy(PE)セラピスト・スーパーバイザー

略歴

児童相談所(障害児手帳のため心理判定)、保健所(発達相談/1歳6か月・3歳児健診)、教育相談(教育委員会)の経験を経て、臨床心理士資格を取得。以後、スクールカウンセラー(公立中学・高等学校)スーパーバイザー職含む18年間、犯罪被害者臨床(民間団体)16年。途中、総合病院、大学附属病院に数年間勤務しました。心理職はすべて非常勤の掛け持ちだったため、短期間で職場に慣れては結果を出さねばらなず、自然と鍛えらたと思います。最近は軸足を教育機関におき後進の指導と犯罪被害者臨床を行っています。

メッセージ

最近になって、臨床心理士・公認心理師は”心の専門家”と言わることがありますが、ご自身や身の回りのことで悩み困ってらっしゃる方が、安心してご自身と向き合い、ご自分の力で乗り越えていく、その場に立ち合わせていただくのが仕事と思うようになりました。若い頃はカウンセリング技術をたくさん学んで早く何とかしてあげようと、肩に力が入っていたこともありました。今は、どうやったら邪魔をしないで、その方の持っている力が自然と発揮されるか、どのように存在すればいいのか、そんな禅問答のようなことを考えています。何かをゆっくり話したい、立ち止まって考えてみたい、そんな時にご利用いただければ幸いです。