Amiが依頼者の力になれる理由

依頼者のどんなお悩みも秘密厳守でしっかりとお聴きします

・依頼者はこんな悩みを抱えていませんか?

パートナーからの暴力で傷ついた、DVやストーカーで恐ろしい目にあった、事故等で身近な人を突然失ったなど事件に直面すると、大きな不安や悩みを抱えることがあります。また、このような大きなショックを受けた後は、日常的な出来事や仕事等においても、大小を問わない様々なお悩みや調子の悪さ、違和感等を抱えることもあります。

例えば、次のような状態が考えられます。

・ショックを受けた出来事が頭から離れない
・ショックを受けた出来事がフラッシュバックする(その時のことを突然思い出す)
・家族や友人との付き合いが面倒くさく感じる
・これまで楽しかったことや辛かったことが何も感じなくなる
・電車に乗ったり人が集まる場所に行ったりすることが恐い
・眠るのに時間がかかったり、眠れなかったりする
・飲み物を飲んだり、食べ物を食べたりできない
・ショックを受けた出来事は自分に理由があると自分を責めてばかりいる
・ショックを受けた出来事のことばかり考えて、仕事が手につかず、遊ぶのも難しい
・なんで今生きているのかわからなくなってしまった

・依頼者が何か話しづらそうにしていることはありませんか?

このようなお悩みを、依頼者は家族や友人(もしかしたら弁護士にも)に話しづらいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。例えば、次のように感じているかもしれません。

・(家族等に話した場合)いつもと様子の違う「自分」を受け入れて相談に乗ってくれるか不安
・忙しそうで相談をするのをためらってしまう
・些細な相談のように思うので相談していいのか悩んでしまう
・相談しても依頼業務に直接関係ないためどんな対応をされるか不安
・自分の話し方や伝え方に自信がなくて、自分の悩みを上手く理解してもらえないか不安
・相談したら、自分の考えを否定されたり、説教されたりして、もっと傷つくのが恐い
・(友人等に話した場合)相談した内容が他の誰かに伝わってしまうと思うと恐くて話せない

・Amiは弁護士の代わりに依頼者のお悩みを秘密厳守でしっかりとお聞きします。

Amiは、依頼者が抱えているお悩みとそれを相談することに大きな不安があることを理解しています。依頼者のご相談を受けるために、次のようなサポート体制を提供しています。

・心理カウンセラーで唯一の国家資格である「公認心理師」の資格を持つメンタルヘルスの専門家がお悩みをお聞きします。
・相談を受けるスタッフは、予約いただいた時間を依頼者のお悩みを聞くためだけに使います。お悩みを否定したり、説教をしたりいたしませんので、「安心」して自分のお悩みを話すことができます。
・相談を受けるスタッフ全員が「公認心理師」として法律上の守秘義務を負っています。この守秘義務に違反した場合、スタッフは資格喪失・処罰を受ける可能性があります。そのため、事前の承諾なく、お悩みが他の誰かに伝わることはありません。

その他にも、「触れてほしくない話題には触れないでほしい」や「質問の仕方はできるだけ優しい言い方でお願いしたい」などの様々なご要望にできる限り対応いたします。


メンタルのプロが依頼者の分析・支援をします

・ショックな出来事が起きた後は依頼者に様々な悪影響が出る場合も

自然災害、暴力、事故の被害に遭うこと、事故や事件で最愛の人を亡くすことは、こころがケガをするトラウマ(心的外傷)体験になることがあります。トラウマ体験の直後は、ショックや混乱などのこころとからだと行動にストレス反応が生じます。例えば、次のような反応があります。

・こころのストレス反応
不安、恐怖、イライラ・怒り、悲しみ、落ち込み、マイナス思考、感情の麻痺、フラッシュバック、悪夢
・からだのストレス反応
動悸、息苦しさ、過呼吸、不眠、体の痛み、めまい、食欲不振、吐き気、下痢や便秘、倦怠感
・行動のストレス反応
外出困難やひきこもり、一人でいられなくなること、ゲームやSNSに没頭、タバコや飲酒量の増加

このようなストレス反応が起きたとしても、人間には「復元力」、「回復力」が備わっているので、休養や周囲の適切なサポートによって、時間経過とともに回復していくのが通常です。

もっとも、受任時に回復していない場合もありますので、上記のような状態になっているかどうかをAmiの公認心理師が分析し、支援します。

・性暴力やDV、ストーカー、交通事故等においては特に慎重なケアが必要

トラウマ体験のうち、性暴力やDV、ストーカーなどの対人関係から生じるトラウマの場合は、相手から意図的に傷つけられる行為であるため、こころのダメージは非常に大きいものとなります。また、交通事故は、意図的ではなく不注意によって起きることが多いですが、事故を起こした相手に誠意が感じられず、後遺症や死亡といった深刻な結果を伴う場合には、こころのダメージがとても大きいトラウマ体験になります。

例えば、こころのダメージが大きい場合には「PTSD(Post Traumatic Stress Disorder::心的外傷後ストレス障害)」が起きることがあり、主に次のような症状があります。

・再体験(侵入)症状
出来事の苦痛な記憶がよみがえる(フラッシュバック)、悪夢、出来事を思い出した時の精神的動揺と生理的反応(動悸など)
・回避症状
出来事について考えたり思い出すことを避ける、思い出させる人物・場所・物・状況・会話を避ける
・認知と気分の変化
「誰も信じられない」「自分はダメな人間だ」「世界は危険だ」と極端に否定的な考え、疎外感や孤立感、愛情や喜びなど肯定的な感情が感じられない
・過覚醒症状
いらいら、無謀な自己破壊的行動、過剰な警戒心、驚愕反応、集中困難、睡眠障害

また、事件処理上、「警察への届出」、「謝罪や金額的な賠償を求めて示談交渉する」、「訴訟上先方から不利な証拠が出る」などの手続きを伴うことがあります。これらの手続きによって得られる「安全の確保」、「権利の回復」、「示談金や賠償金」は心身の回復や生活の立て直しに役立ちます。

しかし、これらの手続きは、不慣れで難しいことやトラウマ体験に向き合うことなどの理由でメンタルへの負担が大きく、メンタルヘルスの回復を遅らせることも少なくありません。

このようにメンタルに負担を生じさせるイベントにおいても、Amiの公認心理師は依頼者支援や弁護士の方への依頼者対応のアドバイスの提供が可能です。

・トラウマ体験による被害は早急なケアが必要

トラウマを体験したことによって「安全」や「安心」が損なわれると、日常生活を送りにくくなったり、学業や就労に支障が生じたりと、「こころ」と「からだ」、「行動」に影響が出ることがあります。これらの影響は、トラウマ体験が原因ですが、次のように感じて、こころの傷が深くなることがあります。

・気持ちや生活を立て直せない自分を情けないと感じてしまう
・ご自身に責任はないにもかかわらず、トラウマ体験になった出来事について自分を責めてしまう
・周囲の人から「なぜ見抜けなかったのか」「なぜついていったのか」とトラウマ体験になった出来事がまるで自分のせいで起きたかのように責められてしまう

このように傷ついてしまうことを防いで早期の回復を目指すためには、できる限り早い段階で依頼者を適切な支援やケアにつなげることが大切となります。これは、Amiのサポートの提供を早い段階で行うことに限らず、弁護士が加害者や警察、保険会社等との交渉に早い段階から関与することも効果があります。

・Amiが依頼者に充実した支援を提供します

公認心理師は、メンタルヘルスの専門家ですので、依頼者のお悩みを伺って、メンタルに起きている問題を分析し、問題解決のサポートをすることができます。例えば、依頼者に提供する支援として、次のようなサポートを提供することができます。

・メンタルヘルスに関する知識の教授
被害後に起こりやすい問題や心身に生じるトラウマ反応をお伝えします。こころの問題やトラウマ反応が何であるのかを知ることは、こころの落ち着きを取り戻す上でとても役に立ちます。
・カウンセリングの提供
誰にも話せない辛い気持ちに寄り添いながらお話を伺います。自分のお悩みを安心できる状況でじっくりと話をすることができると辛い気持ちが楽になることがあります。
・生活の中で起きている問題の整理
起きている生活上の問題について、問題の整理や解決の優先順位をつけるための話し合いをします。問題を一つずつ整理できると、こころが落ち着くことがあります。
・メンタルの分析と対処法の提案
ご自身に生じているトラウマ反応の理解を深めてご自身の状態を客観視できるようにお手伝いするとともに、ストレス反応やトラウマ反応への対処法について話し合います。
・リラクゼーション法の指導
動悸や過呼吸、筋緊張といった身体反応を和らげるためのリラクセーション法の指導を行います。
・医師の受診に関する助言
公認心理師は医学的な診断や治療を行うことはできませんが、不眠やパニック症状などのお薬が役に立つメンタルの問題に対して、医師の診断を受ける目安について助言します。

その他にも、依頼者のメンタルヘルスをケアするために様々な方法でサポートを行うことができます。


弁護士と二人三脚でサポートします

・弁護士による依頼遂行をより効果的・効率的にする依頼者支援

依頼者のメンタルヘルスをサポートする際に、依頼者のメンタルヘルスの支援にのみ注力した結果、依頼者の思い込みが強くなる場合や都合の良い事実にしか目が向かなくなることが生じてしまう場合があります。これでは、弁護士の事件処理の方針に反する考え方を依頼者が持ってしまったり、不利な証拠や判断が出た際に依頼者を説得することが難しくなるため、かえって外部にメンタルヘルス支援を依頼しなければよかったと後悔してしまうことになります。

Amiでは、上記の問題を回避し、弁護士業務の効率化・依頼者の満足度向上に貢献するためにも、弁護士の皆さんと事前に事件処理方針や情報を共有した上で、依頼者のメンタルをサポートすることにより、Amiは、弁護士と依頼者のパートナーとして、双方に満足いただけるようなメンタル支援を提供します。